私的デバイス活用のandroidアプリ

オフィスでの情報端末として、パソコンが長らく使われてきた。しかし、パソコンの調達やメンテナンスのために、会社が大きな出費を強いられてきた。新たに普及してきたスマートフォンを利用して、この問題を解決する動きがある。

私的デバイス活用を意味するBYODは、プライベート用のスマートフォンなどの情報機器について、業務でも使用できるように環境を整えるためのものである。androidにアプリとしてBYODの機能を追加することで、データ管理やセキュリティの面でビジネスに役立てられる。日本や世界の各企業がBYODを採用するようになれば、そこには大きな市場が生まれる。そのため、androidのアプリ開発の分野に進出するための手がかりとして、BYODに注目ができる。

すでにBYOD用のソフトウェア開発に乗り出している開発企業があり、競争のためには新たな機能などの追加が必要である。まだこれから普及しつつあるBYODについて、新たな参入であっても優位に立てる可能性は高い。BYODに必要なアプリ開発や通信開発技術を備え、大きなビジネスチャンスに挑むことができる。

また、企業側からどのようなニーズがあるのかについても、十分な聞き取りを行う必要がある。ニーズに対する分析の中で、BYODの新しい可能性を発掘するようなヒントが見つけられる。こうした取り組みが、スマートフォンのソフトウェア開発での成功につながるチャンスになる。